Simply Staticを利用し、WordPressのデータをhtml化する

WordPressを利用し構築したサイトをDVDに焼いて納品(だんだん需要がなくなりそうだけど)する必要があり、プラグインを探したところ「Simply Static」が便利だったので手順をご紹介。

STEP
Simply Staticをインストールする

WordPressのメニュー「プラグイン」-「新規追加

Simply Static」 で検索
今すぐインストール」-「有効化
STEP
有効化して、設定を行う
左メニューに追加されるので、「設定」をクリック
一般」タブで
リンク先URL」を指定(今回はローカル環境で閲覧できるようにしたいため、「オフラインで使用するために保存」をチェック)

高度な設定」一時ファイルの保存場所・Basic認証・Cronの設定ができる
(今回はBasic認証を利用したサイトだったため、「HTTP ベーシック認証」にて、
Basic Auth Username」と「Basic Auth Password」を設定)

設定後、「変更を保存」をクリック
STEP
htmlデータを生成する
左メニュー「生成」をクリック
静的ファイルを生成する」をクリックするとhtmlファイルの生成が始まる
STEP
FTPソフト・または管理画面から、生成ファイルをダウンロードする
デフォルトのままの場合、wp-content/plugins/simply-static/statics-files/
の中にzipファイル及び、htmlが格納されたフォルダが生成される

WinSCPなどのFTPソフトを使い、生成されたファイルを自分のPCにダウンロードする
Simply Static「生成」ページの「アクティビティ・ログ」「ダウンロードするにはこちらをクリック」からzipファイルをダウンロードする方法もある
STEP
使用しない時は無効化しておく

動作確認はしていませんが、
プラグインの競合でお問い合わせフォームのメール本文の改行が削除されてしまう事象があるとのこと。
使うとき以外はプラグインの「無効化」をしておいた方が良さそうです。
参考サイト:https://dis-play.net/wordpress/plugins/simply-static/

自分のPCでオフライン閲覧しても、順にページを見ることができることが便利です。
但し、日本語でリンク指定してしていると文字化けしてリンク先に飛べないとか、元々の作りの問題で上手く動作しないところが若干ありました。
規模感のあるサイトであれば、手動での作業は非現実的なため、先にサイトを整えた上で利用すればかなり良い精度でhtml化してくれ、省力化に役立ってくれます。

Basic認証のあるエリア設定

2023.6.2追記

メニュータブの「高度な設定」のところに上記のようなベーシック認証の「ユーザー名」「パスワード」を入力する欄があります。
ベーシック認証のかかったエリアは、こちらを設定しておくことで出力可能です。

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